ZETTAIの最初の依頼したフィーチャーでは、米サンフランシスコのカディスト・アート・ファウンデーション(KADIST)の理事でもあるジョセフ・デル・ペスコが、米写真家カラン・ハトレベルに向け、14の問いを投げかけた。

このQ&Aは、キュレーターの質問に対しアーティストが画像で答えるというユニークな形式を取っている。この方法は、ドイツの芸術家ハンス=ピーター・フェルドマンから借用したもので、通常のインタビューとしてはかなり風変わりではあるものの、抽象的で詩的な質問を提起する実験の場であるといえる。
軋轢はまだ続く?

放っておいたらいいものは?

忘却、許し、それとも諦め?

どこであれ、私たちは見つかってしまうのか?

自分の顔を本当に知っているのか?

玄関のドアが額縁だったら?

月は言葉を持っているか?

風に流れてきた?

悪い予感は甘く囁く?

木には免疫があるのか?

どんな気分なのか、父親として生まれた瞬間は?

記憶という種はすぐには育たないのか?
いつ眠るのか、この青白い晩に?
