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写真
下へ、下へ、もっと下へ?
問いと表徴:カラン・ハトレベル
英文:ジョセフ・デルペスコ
和訳:田中 晴子
このQ&Aは、キュレーターの質問に対しアーティストが画像で答えるというユニークな形式を取っている。この方法は、ドイツの芸術家ハンス=ピーター・フェルドマンから借用したもので、通常のインタビューとしてはかなり風変わりではあるものの、抽象的で詩的な質問を提起する実験の場であるといえる。
ZETTAIの最初の依頼したフィーチャーでは、米サンフランシスコのカディスト・アート・ファウンデーション(KADIST)の理事でもあるジョセフ・デル・ペスコが、米写真家カラン・ハトレベルに向け、14の問いを投げかけた。
軋轢はまだ続く?
放っておいたらいいものは?
忘却、許し、それとも諦め?
どこであれ、私たちは見つかってしまうのか?
自分の顔を本当に知っているのか?
玄関のドアが額縁だったら?
月は言葉を持っているか?
風に流れてきた?
悪い予感は甘く囁く?
木には免疫があるのか?
どんな気分なのか、父親として生まれた瞬間は?
記憶という種はすぐには育たないのか?
いつ眠るのか、この青白い晩に?
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